亀井静香さん講演会

「どうする! これからの日本」
二部 阿部知子さんと亀井静香さん

2009/2/11(水祝) 13:30~15:00
藤沢市民会館第一展示ホール
フォーラム21湘南
              kamei

※以下あべ議員のメルマガより
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
  社民党衆議院議員・小児科医・阿部知子のメールマガジン
\^o^/「カエルニュース」 第333号  2009/2/24  \^o^/
                         http://www.abetomoko.jp/ 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

       ★☆政治は人、党派を超えて☆★

 去る2月11日、私の選挙区である藤沢に、国民新党の代表代行
の亀井静香氏が来られての講演会があり、後段私との対談(?)
も企画してくださった。

 主催は「フォーラム21湘南」と名付けた市民グループで、12
月中旬には政治評論家の森田実氏の講演、そして今回が亀井静
香さんの登場である。混迷を深める日本の政治状況にあって、
従来の保守とか革新とかの色分けを超えて、より本質的な政治
の課題を考えたいとする市民の皆さんである。私も毎回お声を
かけていただき、対談の相手方として登場させてもらっている
が、実は私も政治の場に身を置いてこの市民グループの皆さん
の思いと大いに共通する考えを持っている。

 とりわけこの間の未曾有の金融・経済・雇用の危機にあって、
果たして現在言われるところの二大政党という選択肢で良いの
か、心ある有権者であれば誰もが疑問を持っておられることだ
ろう。だからこそ「本物」の声を聞きたいというこうした企画
をとても貴重と思う。

 私も拝聴した当日の亀井さんのお話は期待にたがわず、長年
自民党の中枢におられて郵政民営化への賛否をめぐって離党さ
れた経緯を含めて、ご自分の政治家としてのバックグラウンド
をたっぷりと語ってくださり、とても人間味にあふれるもので
あった。

 実は昨年の暮れから私の所属する社民党と亀井さんの国民新
党とは政策協議の場を持ち、野党第一党である民主党に対して
共同で働きかけを行ってきた。郵政民営化の見直し、登録型派
遣の原則禁止、景気対策としての小中学校の耐震工事、裁判員
制度の延期・見直しなど共通の考え方を持っているし、一部は
すでに民主党も共同歩調を取っているものもある。

 とりわけ亀井さんは、大きな政党こそ小さな政党の考えや声
に十分に配慮を払うべし、それが連立の前提であるとする点に
おいて極めてはっきりとしたスタンスを取っている。今後、民
主党と連立を組みながら政権交代を求めていくにあたって、個
性ある小政党をどう生かしていくのかは、連立政権の質を決め
るものだと思う。ヨーロッパでは二大政党という選択よりも大
中小さまざまな政党が連立を組みながら、社会や政治の合意の
ありかを決めていく。多様性や異質なものを認め合う社会こそ、
これからの日本において最も必要なのではないか。

 亀井さんは、政治家としての理想をキューバのチェ・ゲバラ
だと語っておられたが、キューバ革命の後もさらに貧しい中南
米の人々の解放を求めて死をかけて闘い続けたゲバラの熱い信
念こそ、現在の政治の危機を乗り越えるとの指摘に会場は拍手
の嵐であった。

                     阿部 知子 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
                 ◎ 編集・発行: 阿部知子事務所
★登録申込・解除、HP: http://www.abetomoko.jp/
     ◇ ご意見・お問い合わせ: info@abetomoko.jp
■当ニュースに掲載された記事は自由に転載・再配布できます。
         但し、抜粋・改変によるものは禁じます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2月11日 国民新党の亀井静香さんをお招きして講演会(藤沢)
             20090211